(1)ワークフローの履歴の確認
それぞれのドキュメントの履歴を簡単に確認することができます。
「履歴」の一覧から、いつ、誰が申請、承認したかをトレースすることができるだけでなく、それぞれのステップにおけるコンテンツファイル(文書ファイル)の参照も可能です。
- 申請時
- 最終承認時
(2)ワークフローの履歴のレポート
ワークフローEXはワークフローの履歴をExcelブックとしてレポート出力することができます。
複数のドキュメントのワークフロー情報を一度にレポートすることができます。
ワークフローの履歴のレポートは企業における内部統制にも有効です。
(3)内部統制の求めるもの(参考)
(3.1)業務フローの明確化
# | 項目 | 備考 |
---|---|---|
1 | ワークフロー・システムは明確な業務フローにより運用可能 | – |
(3.2)業務の透明化
# | 項目 | 備考 |
---|---|---|
1 | 規則に沿った承認と正確に記録される仕組み | 正確性 安全性 正当性 |
2 | 記録された内容が確認、監視できる仕組み | 可用性 |
3 | 権限によるデータへのアクセスコントロールの仕組み | 機密性 |
(3.3)会社法における内部統制
# | 項目 | 備考 |
---|---|---|
1 | 取締役の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制整備 | – |
2 | 株式会社の業務の適正を確保するために必要なものとして法務省令で定める体制の整備 | – |
3 | 取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制 | – |
4 | 損失の危険の管理に関する規程その他の体制 | – |
5 | 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 | – |
6 | 使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制 | – |
7 | 当該株式会社ならびにその親会社および子会社からなる企業集団における業務の適正を確保するための体制 | – |
(3.4)金融商品取引法における内部統制
# | 項目 | 備考 |
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1 | 企業内容の開示制度の整備、有価証券の発行、取引などを公正にし、流通を円滑にすることなど企業内容等開示制度の整備 | – |
2 | 有価証券報告書に関する確認書の提出 | – |
3 | 財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するために必要な体制、その評価報告書(内部統制報告書)の提出 | – |
4 | 四半期報告制度の整備 | – |