WORKS導入事例とその効果

株式会社アイネット 様のロゴ

株式会社アイネット 様

ERP導入を契機にワークフローシステム採用を決断。
既存のExcel帳票を内部統制を効かせつつ利用できたのは『ワークフローEX』

 アウトソーシング分野とシステム企画・開発分野という2つの分野で大きな強みを発揮してきたトータル・ソリューション・プロバイダ 株式会社アイネットは、内部統制強化を目的にERPパッケージとワークフローシステムの導入を決断。いくつかのワークフロー製品を検討した結果、既存のExcel帳票がそのまま使えるため多分野で利用でき、組織変更にも迅速に対応可能なナルボの『ワークフローEX』が採用された。同社独自の工夫もあり、経費精算業務をはじめワークフローを必要とする業務の効率、扱うデータの精度が大きく向上するとともに、厳密なデータチェックも実現した。

株式会社アイネット 様の写真

2009年6月、国内最高クラスの安全性と最新のテクノロジーを備えた次世代型データセンターを稼働。新データセンターでは、コロケーションやマネージドサービスをはじめ、仮想化によるホスティングサービスやデータセンター間の連携および仮想化オペレーションサービスを本格的に展開。
[データセンター専用サイト]
http://www.inet-datacenter.jp/

株式会社 アイネットのロゴ

社名:株式会社 アイネット
所在地:横浜市西区みなとみらい 3-3-1 三菱重工横浜ビル23階
資本金:3,203,992千円
設立:1971年4月22日
従業員数:単独 1,053名 ,連結 1,712名(2009年4月1日現在)
事業概要:データセンター運営、システム開発
URL:http://www.inet.co.jp/

 
 
項目 内容
PDF https://www.workflow-ex.jp/wp-content/uploads/2022/07/wfex-case0005.pdf

STORY 1内部統制強化を目的に、ERPとワークフローシステムの導入を決断

「内部統制強化を目的に、ERPとワークフローシステムの導入を決断」イメージ

株式会社アイネットは、1971年の設立以来、アウトソーシング分野とシステム企画・開発分野という2つの分野で大きな強みを発揮してきたトータル・ソリューション・プロバイダだ。
 アウトソーシング分野では、石油業界をはじめ、小売サービス業、製造業、金融業、地方自治体など幅広い業種の顧客向けに、システムの企画・開発、運用・保守、さらにはプリント・封入封緘・発送および業務アウトソーシングにいたる広範囲なサービスを、高度なセキュリティを施した自社データセンターを活用してワン・ストップで提供している。
 一方、システム企画・開発分野においては、各種業務システムの構築をはじめ、携帯電話などの組込みソフトウェア開発や宇宙開発分野における人工衛星システム設計なども受託している。
 2007年7月、同社は内部統制のさらなる強化をめざして、営業支援、財務会計業務支援を対象にしたERPパッケージの導入を決定した。これを機に経費精算業務のシステム化も図ることになり、ワークフローシステムの導入を検討することになった。当初は経費精算業務に焦点を絞って開発された製品が候補に上ったというが、社内を見渡してみると、ワークフロー機能を必要とする業務は多数ある。また、そうした業務で多く利用されていたのが、Excelで自社開発した業務帳票だった。ITインフラが整備された1990年代以降、同社では帳票フォームをExcelで作成し、それをグループウェア上に置く習慣が定着していた。社員は必要な時に必要な帳票をグループウェアからダウンロードして必要事項を入力したのち、紙に出力して捺印、上長へ提出して承認を得る。この方法であれば、一度作成した申請書の再利用もたやすかった。

 

STORY 2既存のExcel帳票を機能もそのままに利用できたのは『ワークフローEX』

つまり、プロセスの半分はすでに電子化されており、今回のワークフローシステムで求められていたのは、帳票入力後のプロセスを支援することだった。
 そうした中、アイネットが最有力候補に挙げたのが、株式会社ナルボの『ワークフローEX』だった。株式会社 アイネット 財務本部 事務企画部 課長 井上治氏は、当時の選定状況を次のように語る。
「当社にはExcel帳票が数多く存在していたので、それをそのまま載せられるというのは大きな魅力で、特定業務専用のワークフローにならないのがよかった。他に類似の製品は見あたりませんでした。
当社の場合、Excel内にかなりマクロを組みこんでいたためそれに対応することは可能か、頻繁に人事異動が発生してもマスター管理が煩雑にならないか、などいくつか懸念点があったのですが、どちらの要件もクリアしたので迷うことなくワークフローEXを選択しました」
 実際のワークフロー開発は、手始めに人事系申請書から着手された。約1000名の社員全員に関わりがある領域であり、ワークフローシステムに慣れるには適していたからだ。載せたのは「休暇遅刻早退届」、「時間外勤務理由書」(2種類)、「届出事項変更届」の4帳票だ。
 開発に当たって工夫したのは、フロールートの標準化と社外勤務者対応だった、と株式会社 アイネット 財務本部 事務企画部 栗原智子氏は語る。
「上長承認といっても当社は事業部門によって役職体系が大きく異なるため、例えば事業部直下に一般職がいる場合などで、事業部内の課長すべてに承認依頼メールが飛んでしまったりするケースがありました。このあたりのワークフローの設計には工夫を施しました。
また申請者が一般職であれば承認者は課長から、課長であれば部長から承認が依頼されるように、ワークフローEXの動的分岐機能を活用しました。
 さらに、当社は社外勤務者も多いのですが、彼らからの申請に関しては、Web上にアップされた仮のフォーマットを使って社内の代理申請者へメールで送信すると、代理申請者がExcel上に設けた「転記」というボタンを押すだけで本申請書上にデータを一括転記して作成できるようにもしました」
 この人事系申請ワークフローが本稼働したのは2008年4月のこと。当初からの目標だった経費精算申請ワークフローも、精算金の銀行振込、コーポレートカードの導入など制度上の大きな変更を達成した上で、2009年7月より無事始まった。

 

STORY 3入力データの精度向上と内部統制強化が実現

ワークフローEX導入によって、承認を必要とする申請をシステム化するという目的は達成された。
 これによって申請書を提出する社員は、ワークフローの進捗状況がシステム上で把握でき、何かあれば自分からアクションを起こすことができるようになったという。
 また、業務を管掌する部門では、常に利用しているPCから申請書が出せるようになったことで、ユーザーに対しての督促業務がなくなった。
それ以上に大きな導入効果は、入力データの精度向上と内部統制強化が実現したことだった。井上氏は語る。
「実は、今回のシステム化でExcelシートからマクロとマスターデータを分離して別に管理する方法を採用しました。Excel帳票が起動した段階でそれらをシート上に載せて、入力されたデータが正しいかチェックできるようにしたり、常に最新のマスターデータからデータ項目を選べるようにしたのです。
 これにより、転記もれ、転記ミスもなくなりましたし、企業として必要な統制を正しくかけられるようになりました。Excelでのデータ管理にはリスクが内在しているといわれますが、ワークフローEXを土台としたマクロとマスターデータの分離手法なら、利便性とセキュリティ確保の両立が可能です」
 今後は、社員からの要望により同社が運営するデータセンターのための入館申請ワークフロー、社員用PCをその配布から廃棄までライフサイクル管理するためのワークフローなども構築していく予定だという。当初は経費精算業務を主な対象としていたが、ワークフローにより業務効率向上が図れる分野は、予想以上に存在するようだ。

 

ご対応いただいた方々

栗原 智子氏の写真

株式会社 アイネット
財務本部 事務企画部

栗原 智子氏

課長 井上 治氏の写真

株式会社 アイネット
財務本部 事務企画部

課長 井上 治氏

WORKS LISTその他導入事例とその効果一覧

お問合せ・お見積りはこちらから

ワークフローEXに関する資料の請求、デモの依頼、お見積り等、お気軽にお問い合わせください

トップへ戻る